メンズトータルファッションを展開するスイスのアパレルブランド Strellsonが、Facebookの「いいね!」を活用したユニークなキャンペーンを実施。
特設オンラインストア「The Strellson Like Shop」で自分の顔写真を登録し、気に入ったコーディネートに顔写真を当てはめ、その画像をFacebookでシェア。知人・友人からの「いいね！」が一定数に達すると、コーディネート内のアイテムを購入できる仕組みとなっている。
アイテムの代金をお金ではなく「いいね！」で支払うことができるユニークなキャンペーンで話題性を集め、SNSを日常的に利用する若い世代のターゲットに対し、認知度を高める施策となっている。

フランスのEコマース会社Vente Priveeは、アーティストとタッグを組んで製作したインタラクティブなミュージックビデオを公開。 主人公の女性がどんどん若返っていくストーリーの同ビデオ内では、数回にわたり、ユーザーがシチュエーションに合わせ主人公の服装のコーディネートを選択できるようになっている。
シーンごとに状況に合わせ、Webサイト上での自由なコーディネートを選びをユーザーに体験してもらうことで、服を選ぶ楽しさという価値を訴求。同社のECサイトも、ただ服を選び購入する以外の価値を提供するというアプローチで、同サイトの購買意欲促進につなげる施策となっている。

DIESELが、ホリデーシーズン向け動画「SAY NO TO UNCOOL WOOL（ダサいニットにNOと言おう。）」を公開。手持ちの時代遅れなニットを脱ぎ捨て「新しい自分、スタイルを楽しもう」というメッセージを込め、ウールの最高権威とタッグを組み制作したディーゼルの新作コレクションでクールな装いを提案。アーティスティックディレクターのニコラ・フォルメケッティらデザインチームが登場し、クールなウィンターファッションの製作に奮闘する様子が描かれている。

ブルックス ブラザーズが創立200周年を祝して、200年の歩みを振り返り、情報を発信するスペシャルサイトをローンチ。1年を通して国内外で行われるイベントのニュースや、200周年を記念した限定商品の紹介、参加型の投稿コンテストやキャンペーンの情報など様々なコンテンツが更新される予定。ファンユーザーのロイヤルティをさらに高める施策となっている。

三越伊勢丹グループは、2017年のクリスマスキャンペーン「MAKE it HAPPY!」を開始。
折り紙のように折ることで形を変えるユニークなショッピングバッグ「#oruorubag（折る折るバッグ）」を展開。「デジタルな時代にこそ “リアル”のチカラを大切にし、人と人の手がつくりだすぬくもりがこの冬たくさんのハッピーを生み出すように」というコンセプトで作られた同バッグは、カラフルな柄とユニークな形で、オフラインでの購買と、SNSへの投稿による情報拡散に繋がるオンライン施策となっている。

ファッションブランドユニクロ（UNIQLO）はユニクロアプリ内でメンズファッションコミックス「服を着るならこんなふうに」の配信を開始した。同漫画は漫画家縞野やえによる人気漫画で、服に無頓着だった主人公が妹の手助けによりファッションセンスを磨いていくストーリーとなっており、漫画内でユニクロのアイテムが多く取り上げられている。
アプリ内のエンターテインメントコンテンツの拡充を行うことにより、トレンド商品の拡散やスタイリング提案を強化する施策となっている。　

衣料品ネット通販「ZOZOTOWN（ゾゾタウン）」を運営するスタートトゥデイは、2017年11月22日から、採寸用ボディースーツ「ZOZOSUIT（ゾゾスーツ）」の無料配布の予約受付を開始。
「ZOZOSUIT」は、伸縮センサー内蔵の採寸用ボディースーツだ。トップスとボトムスの上下を着用し、胸元のセンサーとスマートフォンをBluetoothで接続することで、「体のあらゆる箇所の寸法が瞬時に計測」できる。ファッションECにおける最大の課題であるサイジングを解消するだけでなく、収集した膨大な体型データを活用して新たな機能やサービスの開発を目指す。

Paul Smithは、2017秋冬SUIT & COATのプロモーションとして、「自撮り」を通じて同コレクションを紹介する「Paul Smith JIDORIー自・撮・りー」ムービーを公開。
現代人に親しみのあるSNSや「自撮り」を起用しユニークなコンテンツに仕上げるとともに、男性二人のアクティブな動きで、アイテムのディティールの美しさや、スーツの柔軟性をアピールする内容となっている。